snap shots
小林久晃
2005年9月3日(金)〜9月9日(金)
12:00〜19:00(日曜月曜休廊・土曜日17:00まで)
初めてカメラを手に、写真を撮り始めたのが、雑踏する街のなかだった。 僕の写真は、いつも見慣れた場所を歩き続けるなかから生まれて来た。 日常。写真はいま自分自身の生きている、その場所から始まるものだと思う。 撮ることと生きること。 写真を撮らなくても生きていけるのかもしれない、この日々更新され消費されていく 膨大な写真、映像の洪水のなかで自分の写真に何の意味もないかもしれない、 写真より他にもっとやるべきことがあるかもしれない・・・。 しかし、それ故にこそ撮り続けたいと思う。 日常の断片を見つめ続けることが、いつか自分自身の生きていることにつながってい くと信じて。