EXHIBITIONS

HOME > EXHIBITIONS > Lines, Beyond

Lines, Beyond

城林希里香

2010年7月6日(火)ー7月24日(土)
火曜ー金曜 12:00-19:00 土曜 12:00-17:00

kiriko.jpg

7月は城林希里香による個展「Lines, Beyond」を開催致します。
今回、当ギャラリーで初の展示を致します城林希里香は大阪芸術大学で写真を学んだ後、NYに渡りスク-ルオブヴィジュアルア-ツで修士を得て、その後NYを拠点に活動を続けてまいりました。
彼女の代表作である地平線をおった「Lines, Beyond」は、この3月に東京の冬青社とアメリカのナツラエリプレスの共同出版で写真集も完成し、活躍の幅はさらに広がりをみせています。
7月6日(火)19:30-21:00にギャラリーにて作家によるアーティストトークを開催します。
是非、参加下さい。
参加費 700円(税込・1ドリンク付)定員25名(要予約)
予約先 06-6445-3557 ayay@osk.3web.ne.jp
また、7月9日からスタートするART OSAKAにも彼女の作品を出品し、より多くの作品を見て頂くつもりです。どうぞ、ご期待下さい。

Artist Statement
地平線の向こう側に大地が広がるように目に見えない線がつながっている。その見えない線上に私たちの知らない人々がいて、私たちの知らないところで様々な事が起きている。人は目の前に広がる風景を見る時に、ただ単独にその風景をみるのではなく、人はそれぞれがもつ思い出と共に風景をみつめる。そして、大地は大地のみで存在するのではなく、私たちは大地に生き、関わり、影響を与え、同時に恩恵をえる。撮影によって集められた風景群は、今いる同じ空間の他の風景と一緒に存在し、数々の歴史と思いをその根底に潜めている。

セプテンバーイレブンスの時私はニューヨークの郊外のビーチにいてビルが炎上しているマンハッタンの方向をながめていた。その日はいつもよりも快晴で、波も静かで、一見、平穏で美しい日だった。事件のことは知っていたけれども、そこでは日常の時が流れていて、事件の現実のことと認めるのには、あまりにも現実からかけ離れていて、地平線の向こうがわで何が起こっているのか思い浮かべるのは不可能に近かった。その平穏な風景をみつめながら、自分の無力さを感じたのを今でもおぼえている。

一人で知らない土地にでかけ新しい風景をみつめるとき、私は家族や友達、恋人をよく思いだした。それらの地平線がその人たちにつながっているのだと思うと元気づけられ、丸い地球が描くどこまでもつづく概念的に繋がる線を尊くおもった。

 

PAGETOP