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潜景 - hiroshima element

三田村陽

2012年1月31日(火)ー2月4日(土)
火曜ー金曜 12:00-19:00 土曜 12:00-17:00

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2012年のスタートは2006年にスタートした若手作家を紹介するプロジェクト「824」です。6人のメンバーのうち3人の個展を1月から2月にかけて先に開催し、3月に他の3人の個展を開催予定です。
まずは写真の存在そのものを問い続ける立花常雄、日本的な空間のあり方「間」をテーマに作品を作り続ける多田ユウコ、現在の広島を10年以上撮り続けている三田村陽の三人の作家によるそれぞれの個展を開催致します。

本来それぞれ違うテーマです。それぞれが一貫して行っているテーマを展開した新作をお楽しみ頂きたく思います。
是非、多くの方々に見て頂きたく思います。

Artist Statement
歩くたびに魅了されレンズを向けた。広島、ヒロシマ、ひろしま、HIROSHIMA、光明るく豊かな水辺の街。干潮の河原で声をかけてくださった方がいた。消滅した界隈の復元地図、そのプレートの前に腰かけると、ご老人の人差し指が迷いなく動いた。立ちどまらざるおえない場所をつなぐようにして、不思議に足は疲れない。ここへ行きなさい、これを見なさい、いつもいざなわれるようだった。そこかしこ眼をあてがうように一日は、十年は過ぎた。現在をありのまま写す、その不可能からの出発。見えない写らないと連呼しながら、生きている街の光景に眼はほころんだ。川をへだてた街の音を聞き茫然とすることもあった。使命感や告発から遠い動機は罪悪だと云う声、それは自分の声でもあった。それでも、歩きだすと写真のみなぎりは恥ずかしげもなく露わになった。街の生きざまがたすけてくれた。現在、現在、とつぶやき街路へ身をゆだねる。現在には歴史と予兆が潜んでいる。この街に捧げる写真、はじめてはっきり声にできた気がする。

 

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